20.万葉集に詠まれていない花(二)白詰草
撮影に日:平成二十四年六月十三日
撮影の地:小樽の庭の片隅
本:平成二十四年六月十三日スキャン
子供のころにクローバーという名でいつの間にか覚えた花です。
知らない人がいない、身近な馴染み深い花です。
四葉のクローバーを探したことが一度や二度あることと思います。
釧路から余市に移り住んで、特に身近に感じました。
散策する道に多数咲いていたからです。
そして、このクローバーが日本では白詰草とも呼ばれていることを、余市に移り住むまで知らなかったのです。
また、江戸時代末期に渡来したヨーロッパ原産の帰化植物でることも。
クローバーがあまりに身近にあって、関心がなかったのです。
庭の草取りでこの花を意識的に残すようにしています。
今、庭の一角に咲いています。
江戸時代末期からどのような過程で日本中に生育域を拡げたのだろう。
画像の「江戸しぐさ」も日本中に広まってほしい。