万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2018-12-26から1日間の記事一覧

541.巻六・1005・1006:八年丙子(へいし)の夏六月、吉野の離宮(とつみや)に幸しし時に、山部宿禰赤人の、詔に応へて作れる歌一首あわせて短歌

八年丙子:天平八(736)年。 六月:6月27日行幸、7月13日還御。 1005番歌 訳文 「八方を知らすわが大君が支配なさる吉野の宮は、山が高いので雲がたなびいている。川が早いので浅瀬の音が清らかに響く。神々しく、見れば貴いことだ。もっともなことに、見れ…