万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2018-12-25から1日間の記事一覧

540.巻六・1004:鞍作村主益人の歌一首

1004番歌 訳文 「思いがけずいらしてくださったあなただったのに、佐保川の日暮に鳴く河蝦(かはづ)も聞かせずお帰ししてしまったことよ」 読み下し文 「思ほえず来ましし君を佐保川の河蝦聞かせず帰しつるかも」 河蝦:夕方の河蝦、913番歌参照。蛙・河鹿…