万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2018-12-15から1日間の記事一覧

534.巻六・993:同じく、坂上郎女の初月(みかづき)の歌一首

初月:正しくは新月をいう。これも三日月と称した。 993番歌 訳文 「新しい月になってたった三日ほどの月のような眉を掻きつつ、日々長く慕って来たあなたにお逢いしたことよ」 読み下し文 「月立ちてただ三日月の眉根掻き日長く恋ひし君に逢へるかも」 引用…