万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2018-11-07から1日間の記事一覧

512.巻六・957~961:冬の十一月に、大宰の官人等(たち)、香椎(かしひ)の廟(みや)を拝みまつること訖(をは)りて、

退り帰る時に、馬を香椎の浦に駐めて、おのもおのも懐(おもひ)を述べて作る歌。 957番歌:帥大伴卿が歌一首 訳文 「さあみんな、この香椎の干潟で、袖の濡れるのなどかまわずに、楽しく朝食(あさげ)の海藻を摘もう」 書き出し文 「いざ子ども 香椎の潟に…