万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2018-10-31から1日間の記事一覧

505.巻六・942~945:唐荷の島を過ぐる時に、山部宿禰赤人が作る歌一首あわせて短歌

942番歌 訳文 「妻に逢えないまま、手枕も交さず、桜皮(かにわ)を巻いて作った船の舷(ふなばた)に櫂を通して漕いで来るうちに、淡路の野島も過ぎ、印南都麻(いなみつま)や唐荷の島の、島の間からわが家の方を見やると、そちらに見える青山のどのあたり…