万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2018-10-19から1日間の記事一覧

496.巻六・917~919:神亀元年甲子の冬の十月の五日に、紀伊の国に幸(いでま)す時に、山部宿禰赤人が作る歌一首あわせて短歌

724年の聖武天皇の行幸。 917番歌 訳文 「安らかに天下を支配されるわが天皇の、とこしえに変わらぬ離宮としてお仕え申し上げている雑賀野(さいかの)に向き合って見える沖の島、その島の清らかな渚に、風が吹くたびに爽快な白波が立ち騒ぎ、潮が引くたびに…