万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2018-10-18から1日間の記事一覧

495.巻六・913~916:車持朝臣千年が作る歌一首あわせて短歌

913番歌 訳文 「むしょうに心引かれつつ、噂にばかり聞いていた吉野の、真木の茂り立つ山の上から見下ろすと、川の瀬川の瀬に、夜が明けそめると朝霧が立ちのぼり、夕方になると河鹿が鳴く、それにつけても、あの方を都に残した旅先のこと故、私独りで清らか…