万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2018-09-15から1日間の記事一覧

474.巻五・886~891:熊疑のためにその志を述ぶる歌に敬和する六首併せて序 筑前国司山上憶良(三の三:887~891番歌)

886~891番歌は、山上憶良が熊疑になりきって詠んだ歌です。 887番歌 訳文 「母上の顔を見ることもできないで、暗い暗い心のまま、私はいったいどちらを向いてお別れして行くというのか」 書き下し文 「たらちしの 母が目見ずて おほほしく いづち向きてか …