万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2018-07-20から1日間の記事一覧

439.巻五・800・801:神亀五年七月二十一日 筑前国守山上憶良 上 感情を反(かへ)さしむ歌一首あわせて序、反歌一首

上:奉る、の意。旅人の793番歌に刺戟され、漢詩文と日本挽歌とを漢倭の連作に仕立て奉ったもので、ともに旅人になりきって詠んでいる。 感情を反さしむ歌一首:煩悩にまみれた心を直させる歌。805番歌の左注は、この作まで及ぶ。 序の訳文 「ある人がいて、…