万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2018-07-13から1日間の記事一覧

432.巻四・770~774:大伴宿禰家持、久邇の京より坂上大嬢に贈る歌五首

770番歌 訳文 「人目が多いので逢いに行けないだけなのだよ。心までもあなたを離れて忘れてしまったわけではないのだがね」 書き下し文 「人目多み 逢はなくのみぞ 心さへ 妹を忘れて 我が思はなくに」 相手の情愛が薄い、と怨む以下四首の前置きとして、自…