万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2018-07-03から1日間の記事一覧

422.巻四・735・736:同じき坂上大嬢、家持に贈る歌一首 また、家持、坂上大嬢に和ふる歌一首

735番歌 訳文 「春日山に霞がたなびき、ぼうっと月が照っている夜に、私の心もそのように晴れやらず、独り寝することになるのでしょうか」 書き下し文 「春日山 霞たなびき 心ぐく 照れる月夜(つくよ)に ひとりかも寝む」 723番歌の「ひとり寝む」を承けて…