万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2018-06-29から1日間の記事一覧

418.巻四・723・724:大伴坂上郎女、跡見(とみ)の庄(たどころ)より、宅(いへ)に留まれる女子(むすめ)、大嬢に賜ふ歌一首 あわせて短歌

跡見(とみ):奈良県桜井市東方の地か。大伴氏私領の田地があった。坂上郎女は家刀自として田の神を祭るためにその地へ行ったか。 宅:坂上の家。 賜ふ:親(上)から子(下)に与えるという意。 723番歌 訳文 「常世の国へ私が行ってしまうわけでもないの…