万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2018-06-22から1日間の記事一覧

411.巻四・707・708:粟田女娘子(あはたのめをとめ)、大伴宿禰家持に贈る歌二首

粟田女娘子:伝未詳、機智に富む歌柄は遊行女婦を思わせる。 707番歌 訳文 「胸の思いを晴らす手だてもわかないままに、片垸(かたもい)ならぬ「片思」のどん底で、私は恋する人として沈んでいます」 書き下し文 「思ひ遣る すべの知らねば 片垸(かたもい…