万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2018-06-13から1日間の記事一覧

404.巻四・694・695:広河女王が歌二首 穂積皇子の孫女、上道王が女(むすめ)なり

694番歌 訳文 「刈っても刈っても生い茂る恋草を、荷車七台に積むほど恋の思いに苦しむのを、私自身の心から出たことなのです」 書き下し文 「恋草(こひくさ)を 力車に 七車 積みて恋ふらく 我が心から」 恋を草に譬え、車を持ち出して恋の重荷にたえかね…