万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2018-06-04から1日間の記事一覧

396.巻四・670・671:湯原王が歌一首と和ふる歌一首作者を審(つばひ)らかにせず

670番歌 訳文 「お月様の光をたよりにおいでになってくださいませ。山が間に立ちはだかった遠い道のりではないのでしょうに」 書き下し文 「月読(つきよみ)の 光に来(き)ませ あしひきの 山を隔(へだ)てて 遠(とほ)からなくに」 男を待つ女の立場を…