万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2018-06-03から1日間の記事一覧

395.巻四・668・669:厚見王が歌一首と春日王が歌一首

668番歌 訳文 「朝ごと日ごとに色づいてゆく山、その山にかかる白雲がいつしか消えるように、私の心から消え去ってゆくようなあなたではないはずなのに」 書き下し文 「朝に日(け)に 色づく山の 白雲の 思ひ過ぐべき 君にあらなくに」 この歌の鮮明な色彩…