万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2018-06-01から1日間の記事一覧

393.巻四・662・663:市原王が歌一首と安都(あとの)宿禰年足(としたり)が歌一首

662番歌 訳文 「かわいいあの子のいる網児(あご)の山をいくえにも重なった向こうに隠している佐堤(さで)の崎よ。その名を聞くと、網児でさで網を広げていたあの海人おとめの姿が夢にまで見えてくる」 書き下し文 「網児の山 五百重(いほへ)隠せる 佐堤…