万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2018-05-31から1日間の記事一覧

392.巻四・656~661:大伴坂上郎女が歌六首

656番歌 訳文 「私の方だけですよ、あなたに恋い焦がれているのは。あなたのおっしゃる恋い焦がれるという言葉は、口さきだけの慰めとわかっています」 書き下し文 「我れのみぞ 君には恋ふる 我が背子が 恋ふといふことは 言のなぐさぞ」 654番歌の「恋ふ」…