万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2018-05-30から1日間の記事一覧

391.巻四・653・654・655:大伴宿禰駿河麻呂が歌三首

653番歌 訳文 「心では忘れることでないのに、思いのほかにお逢いしないままでずるずると一月もたってしまいました」 書き下し文 「心には 忘れぬものを たまさかに 見ぬ日さまねく 月ぞ経にける」 一月も訪れなかったという大げさな形で無沙汰をわびる挨拶…