万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2018-05-26から1日間の記事一覧

387.巻四・643~645:紀女郎が怨恨歌三首 鹿人大夫が女(むすめ)、名を小鹿といふ。安貴王が妻なり

紀女郎:家持が最も心を許して恋の遊びをした相手で、家持より年上らしい。 643番歌 訳文 「私がもし世の常の女であったなら、渡るにつけて「あああなた」と私が胸を痛めるこの痛背(あなせ)川を、渡りかねてためらうことはけっしてありますまい」 書き出し…