万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2018-05-03から1日間の記事一覧

368.巻四・579・580:余明軍、大伴宿禰家持に与ふる歌二首 明軍は大納言卿が質人なり

与ふる:身分の低い相手から贈られたことを「与」の字で記すのは編者家持の立場によるか。 質人:官位。職分に応じて朝廷から賜る従者。主人が死ねば一年間服喪して後、解任される習いであった。 579番歌 訳文 「お世話させていただいた時からまだどれほども…