万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2018-04-29から1日間の記事一覧

364.巻四・572~575:大宰帥大伴卿が京に上りし後に、沙弥満誓、卿に贈る歌二首と大納言大伴卿が和ふる歌二首

満誓:旅人帰京後も観世音寺別当として大宰府にいた。 572番歌 訳文 「いくらお逢いしても飽きない君に置きざりにされて、いつまで朝に夕に寂しい気持を抱きつづけることでしょうか」 書き出し文 「まそ鏡 見飽かぬ君に 後れてや 朝夕に さびつつ居たむ」 31…