万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2018-04-28から1日間の記事一覧

363.巻四・568~571:大宰帥大伴卿、大納言に任けらえて京に入る時に臨み、府の官人ら、郷を筑前の国蘆城の駅家(うまや)餞する歌四首

568番歌 訳文 「これから旅される船路の、岬々の荒磯に立つ五百重波(いおえなみ)のように、立っていても座っていても、いつも思いを去らぬ君です」 書き出し文 「み崎みの 荒磯に寄する 五百重波(いほへなみ) 立ちても居ても 我が思へる君」 569番歌 訳…