万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2018-04-22から1日間の記事一覧

357.巻四・556:賀茂女王、大伴宿禰三依に贈る歌一首 故左大臣長屋王が女(むすめ)なり

556番歌 訳文 「あなたを乗せる筑紫通いの船がまだ来もしないうちから、もうよそよそしくするあなたを見るのはほんとうに悲しい」 書き出し文 「筑紫船 いまだも来ねば あらかじめ 荒ぶる君を 見るが悲しさ」 三依はこの時に大宰府に任官したのであろう。 あ…