万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2018-04-21から1日間の記事一覧

356.巻四・555:大宰帥大伴卿、大弐丹比県守卿(だいにたぢひのあがたもりのまへつきみ)が民部卿に遷任するに贈る歌一首

大弐:大宰府の次官 丹比県守卿:右大臣嶋の子 民部卿:民部省の長官で、正四位下相当。 555番歌 訳文 「あなたのために醸造しておいたせっかくの酒を、安の野で独り寂しく飲むことになるのか。友もいないままに」 書き出し文 「君がため 醸し待酒(まちざけ…