万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2018-04-06から1日間の記事一覧

344.巻四・521:藤原宇合大夫(ふじはらのうまかひのまへつきみ)、遷任して京に上る時に、常陸娘子が贈る歌一首

常陸娘子:常陸の国の女性の意。あるいは遊行女婦か。 521番歌 訳文 「庭畑に並び立っている麻を刈って干し、織った布を日にさらす、この田舎くさい東女のことをお忘れくださいますな」 書き出し文 「庭に立つ 麻手刈り干し 布曝す 東女を 忘れたまふな」 庭…