万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2018-04-03から1日間の記事一覧

341.巻四・514、515、516:安倍郎女が歌一首、中臣朝臣東人が安倍郎女に贈る歌一首と安倍郎女が答ふる歌一首

514番歌 訳文 「縫ってさし上げる、あなたのお着物の、針目にのこらず入ってしまったようです。糸ばかりか、私の心まで」 書き出し文 「我が背子が 著(け)せる衣の 針目おちず 入りにけらしも 我が心さへ」 著(け)せ:キルの敬語。見ル→メスと同じ。 次…