万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2018-03-31から1日間の記事一覧

338.巻四・511:伊勢の国に幸(いでま)す時に当麻麻呂太夫(たぎまのまろのまへつきみ)が妻(め)の作る歌一首

伊勢の国に幸(いでま)す時:重出歌43番歌によれば持統六(692)年の行幸。 511番歌 訳文 「夫はどのあたりを旅しているのであろう。名張の山を今日あたり越えていることであろうか」 書き出し文 「我が背子は いづく行くらむ 沖つ藻の 名張の山を 今日か越…