万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2018-03-24から1日間の記事一覧

331.巻四・500:碁檀越(ごのだにをち)、伊勢の国に行く時に、留まれる妻(め)の作る歌一首

碁檀越:碁は氏の名。檀越は寺の施主の意で、称号か。 500番歌 訳文 「伊勢の浜の萩を折り伏せてあの人は旅寝をしておられることであろうか。あの波風荒い浜辺で」 書き出し文 「神風の 伊勢の浜萩 折り伏せて 旅寝やすらむ 荒き浜辺に」 神風:伊勢の枕詞 …