万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2018-03-23から1日間の記事一覧

330.巻四・496~499:柿本朝臣人麻呂が歌四首

496番歌 訳文 「熊野の浦に群生する浜木綿は、葉が幾重にも重なり合っている。その重なる葉のようにあなたのことが心に深く思われるが、じかに逢う機会がなくて残念、早く逢いたいものだ」 書き出し文 「み熊野の 浦の浜木綿 百重なす 心は思へど ただに逢は…