万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2018-03-12から1日間の記事一覧

322.巻三・475~480:十六年甲申の春の二月に、安積皇子(あさかのみこ)の薨ぜし時に、内舎人(うどねり)大伴宿禰家持が作る六首

安積皇子:聖武天皇の子。母は県犬養広刀自。天平十六年(744)閏正月十三日没。年17歳。当時の皇太子は藤原氏の光明皇后の子安倍内親王であったが、一部では皇子を将来の天皇と期待する人もいた。 内舎人:中務省に属し、帯刀して宿直・警護などにあたる。…