万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2018-03-05から1日間の記事一覧

315.巻三・443~445:天平元年己巳に、摂津の国の班田の史生丈部龍麻呂自ら経きて死にし時に、判官大伴宿禰三中が作る歌一首あわせて短歌

天平元年:729年、改元は8月。 経(わな)きて死に:首をくくる意。 大伴宿禰三中:龍麻呂の上官。 443番歌 訳文 「「はるかかなたに天雲の垂れ伏す遠い国に生れついた、ますらおといわれる者は、天皇の御殿で、あるいは外に立って警護に当たり、あるいは禁…