万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2018-02-22から1日間の記事一覧

306.巻三・426:柿本朝臣人麻呂、香具山の屍を見て、悲慟(かな)しびて作る歌一首

426番歌 訳文 「草を枕のこの旅先で、いったい誰の夫なのだろうか、故郷へ帰るのも忘れ臥せっているのは。妻はさぞ帰りを待っていることであろうに」 書き出し文 「草枕 旅の宿りに 誰が夫か 国忘れたる 家待たまくに」 香具山は神聖視されていたので、特に…