万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2018-02-08から1日間の記事一覧

297.巻三・410・411:大伴坂上郎女が橘の歌一首と和ふる歌一首

410番歌 訳文 「大事な橘をわが家の庭に植えて育てて、その間中立ったり座ったり気をもんだあげく、人に取られてのちに悔やんでも、なんのかいがありましょうか」 書き出し文 「橘を やどに植ゑ生(お)ほし 立ちて居て 後に悔ゆとも 験(しるし)あらめやも…