万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2018-01-30から1日間の記事一覧

288.巻三・395・396・397:笠郎女の大伴宿禰家持に贈れる歌三首

395番歌 訳文 「託馬野(つくまの)に生えるという紫草で衣を染めるように、まだ着ないうちから、早くも人目についてしまいましたよ」 書き出し文 「託馬野に生(お)ふる紫草衣に染めいまだ着ずして色に出でにけり」 396番歌 訳文 「陸奥の真野の草原は、遠…