万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2018-01-26から1日間の記事一覧

286.巻三・393:満誓沙弥が月の歌一首

393番歌 訳文 「見られなくても誰が月を見たがらずにおられようか。 山の端のあたりで出かねている月をよそながらにも見たいものだ」 書き出し文 「見えずとも 誰れ恋ひずあらめ 山の端に いさよふ月を 外に見てしか」 月に深窓の女性を譬えて憧れる気持を詠…