万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2017-12-08から1日間の記事一覧

251.巻三・327:或る娘子ら、裏(つつ)める乾し鰒を贈りて、戯(たはぶ)れて通観僧の呪願(しゅぐわん)を請ふ時に、通観が作る歌一首

通観:伝未詳、353番歌にも歌があります。 327番歌 訳文 「たとえ海の神います沖へ持って行って放したとしても、どうしてこんなものが二度と生き返りましょうや」 娘たちのからかいに対して、海のものであるあわびを生き返らすことは、海神の力でもだめなの…