万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2017-12-04から1日間の記事一覧

247.巻三・319・320・321:富士の山を詠む歌一首あわせて短歌

319番歌 訳文 「甲斐の国と駿河の国と二つの国の真中から聳え立っている富士の高嶺は、空の雲も行き滞り、飛ぶ鳥も飛び通うこともなく、燃える火を雪で消し、降る雪を火で消し続けて、言いようもなく名付けようも知らぬほどに、霊妙にまします神である。 せ…