万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2017-11-22から1日間の記事一覧

238.巻三・306:伊勢の国に幸す時に、安貴王(あきのおほきみ)が作る歌一首

安貴王:志貴皇子の孫、春日王の子。妻は紀女郎。 306番歌 訳文 「伊勢の海の沖の白波が花であったらよいのに。包んで持ち帰っていとしい子への土産にしようものを」 書き出し文 「伊勢の海の 沖つ白波 花にもが 包みて妹が 家(おへ)づとにせむ」 伊勢の海…