万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2017-11-20から1日間の記事一覧

236.巻三・303、304:柿本朝臣人麻呂、筑紫の国に下る時に、海道にして作る歌二首

303番歌 訳文 「名の素晴らしい印南(いなみ)の海、その沖波はるかに隠れてしまった。大和の連山は」 書き出し文 「名ぐはしき 印南の海の 沖つ波 千重(ちへ)に隠(かく)るぬ 大和島根は」 印南は現在の兵庫県明石市から加古川市にかけての一帯と言われ…