万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2017-11-17から1日間の記事一覧

233.巻三・299:大納言大伴卿が歌一首いまだつばひらかにあえあず

299番歌 訳文 「奥山の菅(すげ)の葉が押し伏せて、せっかく降り積もった雪が消えてしまっては惜しかろう。雨よ降ってくれるな」 書き出し文 「奥山の 菅の葉しのぎ 降る雪の 消なば惜しけむ 雨な降りそね」 大納言大伴卿:はっきりしたことは言えないが、…