万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2017-10-28から1日間の記事一覧

214.巻三・265:長忌寸意吉麻呂が歌一首

265番歌 訳文 「辛いことに雨も降ってきた。この三輪の崎の狭野のあたりは家もありはしないのに」 書き出し文 「苦しくも 降り来る雨か 三輪の崎 狭野の渡りに 家もあらなくに」 新宮市で詠まれたとされる歌。 狭野の付近に本当に建物としての家がなかったと…