万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2017-10-27から1日間の記事一覧

213.巻三・264:柿本朝臣人麻呂、近江の国より上り来る時に、宇治の河辺に至りて作る歌一首

犬養先生の本を引用します。 「今度も柿本人麻呂の歌です。有名な歌ですよ。 「もののふの 八十氏河(やそうぢかは)の 網代木(あじろぎ)に いさようふ波の 行方(ゆくへ)知らずも」 もののふの八十というのは、氏をいうための序詞、引き出すための言葉で…