万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2017-10-26から1日間の記事一覧

212.巻三・263:近江の国より上り来る時に刑部垂麻呂が作る歌一首

263番歌 訳文 「馬をこれ、そんなにひどく鞭打って先を急ぐでないぞ。この志賀の風景を幾日もかけて眺めて行ける旅ではないのだから」 書き出し文 「馬ないたく 打ちてな行きそ 日(け)ならべて 見ても我が行く 志賀にあらなくに」 せめて馬上からなりと美…