万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2017-10-24から1日間の記事一覧

210.巻三・257~260:鴨君足人が香具山の歌一首あわせて短歌

257番歌 訳文 「天から降ってきたという天の香具山では、霞のかかる春になると、松を渡る風に、麓の池に波が立ち、桜の花が木陰いっぱいに咲き乱れ、池の沖の方には鴨がつがいを求めあい、岸辺ではあじ鴨の群れが騒いでいるが、宮仕えの人々が御殿から退出し…