万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2017-10-23から1日間の記事一覧

209.巻三・249~256:柿本朝臣人麻呂が羈旅(きりょ)の歌八首

羈旅:旅の歌の意 四首ずつ二群で構成され、内海往還の旅情を述べた歌としてのまとまりがある。 249番歌 訳文 「御津の崎に打ち寄せる波を恐れて、奥まった入江の船で風待ちしていた主君は、「さあ皆の者、奴(め)島へ」と指令を下された」 書き出し文 「御…