万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2017-10-17から1日間の記事一覧

206.巻三・239、240、241:長皇子、猟路の池に遊(いで)す時に、柿本朝臣人麻呂が作る歌一首あわせて短歌

239番歌 訳文 「あまねく天下を支配せられるわが主君、高く天上を照らし給う日の神の御子、長皇子が、馬を連ねて狩をしておられる猟路野の御猟場では、鹿は膝を折って匐うようにしてお辞儀し、鶉(うずら)はうろうろとおそばを匐いまわっているが、われわれ…