万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2017-09-18から1日間の記事一覧

179.巻二・155:山科の御陵(みはか)より退(まか)り散(あら)くる時に額田王が作る歌一首

115番歌 訳文 「わが大君の、恐れ多い御陵を営みまつる山科の鏡の山に、夜は夜通し、昼は日はねもす、声をあげて哭きつづけているが、このまま、大宮人は散り散りに別れて行かなければならないのであろうか」 書き出し文 「やすみしし 我ご大君の 畏(かしこ…