万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2017-09-14から1日間の記事一覧

175.巻二・150:天皇の崩りましし時に、婦人(をみなめ)が作る歌一首

姓氏いまだ詳(つばひ)らかにあらず 150番歌 訳文 「生きている身体は神の力にさからえないので、遠く去ってしまって、朝も私の嘆くあなた、遠く思慕するあなた。もし玉ででもあったら手に纏(ま)いてもち、衣だとしたら脱ぐ時もないように私の恋うるあな…